嫌わないでセイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウ（背高泡立草）ってご存知でしょうか？
空き地には必ずといっていいくらい生えるとても生命力の強い雑草で、今の季節に、黄色い花を咲かせます。
（お借りした画像ですがこれです）

うちの方は田舎で、休耕田はこの植物がびっしり、あたり一面黄色になっています。


（画像の奥の方、かすかに黄色に見えるのがセイタカアワダチソウの群生です）

この植物、私は子供の頃に、母に「毒があるらしいから摘んできたらダメだからね」と言われ、その後、この花の花粉はアレルゲンになっているとも聞きました。
なのでこの花が一面に咲く度に、（アレルギーの元になるのにこんなに沢山、ウエ～～～）と思っていました。

が！
ついこの間、セイタカアワダチソウはアレルギーの犯人ではないということを、知ることに。
http://www.cc.rim.or.jp/~jiei/pigweed.htm
めちゃくちゃ驚きました

だって３０ン年間ずっと信じて疑っていなかったし、周りの人もみなそういう認識、つまりこれは少なくとも私の中では【常識】だったんです。

この常識が実は誤りであるという真実は、日本ではまだほとんどの人が知らないと思います。
何も悪さしていないのに、数十年、濡れ衣を着せられたまま、可哀想･･･

さて、きのう散歩の途中で、ふと見つけたこの小さな花。



これは、セイタカアワダチソウのことを調べていて偶然知ったある植物に似てたので撮影して家で調べてみたら、やはり当たりでした、「アキノキリンソウ」です。
この花はセイタカアワダチソウの親類なんですよ～♪
参照URL　http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/akinokirinsou/akinokirinsou.htm

ポツンと１つだけ咲いていました。
そう言えば、去年もここで咲いていました。
セイタカアワダチソウみたいにすごい繁殖力は持っていないみたいですね。
なんて可愛らしい花なんでしょう。